食品カロリーを覚えよう

　人の体というのは、基本的に食べると太るし、食べなければ痩せます。
ダイエットの基本は、あくまで、摂取エネルギーと消費エネルギーの関係を十分わきまえておくことです。

　「健康な人の体重の増減は、長期的には、カロリーのバランスによって決まる。」ことが様々な医学的な研究の結果証明済みなのです。

つまり摂取カロリーと消費カロリーの差が、脂肪分として蓄えられ、太るのです。

ようするにカロリーになるものを摂らなければ痩せるという事です。

人の体は、何もしなくても生きているだけで、呼吸し、心臓を動かし、内臓を働かせ、血液を運搬するエネルギーを消費しています。これは、生きていく上で必要最小限のエネルギーですから、この１日分の消費エネルギー量を「基礎代謝」といいます。

一般的には、男性は女性よりも基礎代謝は多くなります。

平均的には、20才女性で１０００キロカロリー、50才以上の女性で800キロカロリー程度とされています。

これに普通の生活をしていると、歩いたり、話したり、たえず体を使うので、この倍くらいが自動的に消費されます。

つまり、20才女性で２０００キロカロリー、50才女性で1600キロカロリーとなります。

これに運動を加えると1日の総消費カロリーとなります。

運動で消費できるカロリーは、「日常活動の消費エネルギー」として別に示しますが、400キロカロリーを運動で消費するのは結構大変です。

若い女性だと、1日に２０００キロカロリーを自動的に消費しますので、運動をしないで、これ以上のカロリーを摂取すると、脂肪になって太ります。

簡単な理屈ですが、そこまでなかなか厳密には自己管理できないから、肥満に悩む事になります。

だから1日に約400キロカロリーを運動で消費しておけば、極端に食べない限り、一定の体重に保つ事が出来るでしょうし、健康を維持する上でも大変重要な事です。

そこで、何をどれくらい食べると何カロリー摂取した事になるのかを知っておく事は、とても大切です。
このカロリー表は、日常生活で普通に食べるものを掲載しています。参考になさってください。

食品カロリー一覧表